保険会社が破綻した場合、あなたの保険はどうなるのか？
保険会社が破綻しても
保障がなくなってしまうわけではありません。
生命保険契約者保護機構が引き受け会社を募り、
条件を調整したうえで資金援助を行い、
破綻した保険会社が保有していた
契約が出継続できるようにします。
この生命保険契約者保護機構は、
国内のすべての保険会社が加入しています。
通常、引き受け会社が保険契約を継続しますが、
引き受け会社が現れなかった場合でも、
生命保険保護機構が引き継いでくれます。
その際にはいくつかの条件があります。
・補償されるのは責任準備金の９０％まで
責任準備金とは、保険会社が将来の保険金などの支払いに備え、
準備しているお金のことです。
ただ、１００％というケースもないわけではありません。
・予定利率の引き下げ
破たん前の予定利率は、補償の対象外になっています。
予定利率が高いときに契約した保険ほど、
大きな減額になります。
・早期解約控除制度
契約をしたとたんに契約すると、引き受け会社の不利になるため、
一定期間の解約には
ペナルティが設けられています。
参考になればうれしいです。
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