【個人年金保険】ってどんな保険?
公的年金だけでは老後が心配という方に活用する保険です。
お金を積立ていき、
あらかじめ決めておいた年齢に達したら「年金」として
受け取るという仕組みです。
一般的な個人年金保険は超長期の固定金利ですから、
将来受け取る年金の価値はさがります。
インフレには弱い商品です。
長低金利が続いている時代ですから、
積み立てで増やすといった目的なら
あまり魅力がないですね。
しかし、一定の要件を満たせば、
税金の控除が受けられるので節税ができます。
個人年金保険料控除というのですが、
最大で4万円が控除の対象になり、
その場合、所得税が20%なら8000円、
住民税は2800円の節税になります。
個人年金保険のタイプ
個人年金保険は受け取り期間や被保険者が生きているかどうかによって
タイプがわかれます。
●終身年金
一生涯年金を受け取れます。
死亡した時点で年金は終わります。
「保証期間付終身年金」は死亡しても、
一定の保証期間は遺族に支払われます。
●有期年金
10年、15年など受け取り期間が決まっていて、
途中で死亡すると年金が終わってしまいます。
生きている間だけもらえます。
早い時期に備えて保証期間が設けられているものは、
「保証期間付有期年金」といいます。
途中で死亡しても一定の保証期間は遺族に支払われます。
●確定年金
10年、15年など受け取り期間が決まっていて、
途中で死亡しても残金は遺族に支払われます。
生死に関係なく年金を受け取れます。
絶対もらえるから確定年金と覚えましょう。